Complete text -- "ジャネーの法則"

10 January

ジャネーの法則

先日、学生時代の友人で集って新年会をした。みんなで机を並べて学んでいた頃が“つい昨日のよう…”というのが正しいような間違っているような。当時、英文学の教授が講義の合間の雑談で、ニコニコしながら言ったあることばがとてもよく記憶に残っている。
「ハタチまでが長いんだ。みんな早く大人になりたいか? 大丈夫、ハタチ過ぎたらあっという間だよ」
果たして、T教授の言ったことは本当だった。
いつの頃からか、誕生日や年末を迎えるとあのときの教室とこの台詞を思い出す。そして最近、ある小説を読んでいたらこの時間感覚について「ジャネーの法則」という名前があるのだと、初めて知ったのだ。
たしかに、大人になると1年がとても短く感じられる。まぁ、歳を重ねることには抗えないし、そのように感じられるからといって特に大きな問題もおきていないが、ちょっとだけ「問題ではないか」と思うこともある。
既婚者が、配偶者が歳をとることや子供が成長することを身近に感じることで時間感覚が調整される(?)のに比べて、私は独身なので体感時間が調整されにくい。おこがましいようだが、気持ちだけは10歳以上若い。だが、世間はそうは見なさない。
もともとの性格からして「歳相応の」だとか「年甲斐もなく」とか「いい歳をして」というような表現には馴染まないが、だからこそ「痛くない」大人でいたい、と思うのだ。
by mari (yenohemkcor)

21:58:09 | yenohemkcor | | TrackBacks
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